伊地知紀子

●ごあいさつ

   平安時代につくられた ”かな”。それは文字としてだけでなく ”美” としての文字表現と言えるでしょう。”かな”は日本人の文化財産でもあります。”かな”を学ぶということは、日本の美をさらに奥深く考えることになるといえるでしょう。

  「かなぐらふぃ教室」では 正しい基本の筆づかいを学び稽古するとともに「日本のかなの美」を 楽しくカジュアルに暮らしの中にとりいれていくような工夫や研究もお仲間の皆さまと一緒に行っています。基本的な筆づかいを学び稽古することで、みるみる上達していきます。

   どうぞよろしくお願いいたします。   伊地知 紀子

伊地知 紀子(いじち のりこ)

伊地知紀子

8歳より書道を始める。

かな書道の素晴らしさに魅了され約三十数年。変幻自在な「かな」の表現によって心に沁みいる書を目指す。

シンクタンクの研究職として16年間従事。 主席研究員から書人へと転身した異色の経歴を持つ。

2009年、「かな書道」がもっと身近なアートになってほしいという想いから「かなぐらふぃ」を主宰。

「かな書道から学ぶ日本の美」をテーマに従来の書道の枠にとらわれず、様々な分野とのコラボレーションにも挑戦。

かな書を軸に、平安かな文様・かな料紙の研究普及活動についても積極的に行っています。

書道香瓔会理事、読売書法会理事、日展会友、日本の書展招待作家、日本書芸院一科審査員

2021年より、月刊誌「書香」編集部主任/『入門・古筆に学ぶ(関戸本古今集編)』」2019年(10回)共同執筆・競書審査

月刊誌「かおり」手本揮毫

大阪市在住。